診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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休診日:火曜・木曜・日曜・祝日・土曜午後 | |||||||
9:30-12:00 | ● | - | ● | - | ● | ● | - |
14:30-17:30 | ● | - | ● | - | ● | - | - |
こころの病気
自分の意思に反して不安もしくは不快な考えが頭に浮かんできて、それを抑えようとしても抑えられず(強迫観念)、またそのような考えを打ち消そうとして、無意味な行為(強迫行為)を繰り返せずにはいられなくなる心の病気です。不安が基礎になっており、不安障害の一つに分類されます。
自分でも、そのような強迫症状は、つまらない、ばかげている、不合理だとは、よくわかっています。なのに、やめようとすると強い不安が襲ってきて、症状を抑えられないのです。
上記のような強迫症状は、うつ病、統合失調症など、他の精神疾患でも見られますので、それらとの鑑別も大切です。専門的な診断や検査が必要になりますので、心の病気を専門に扱う医療機関を受診してください。
なお、家族をはじめ身近な人は「なぜ、そんなつまらないことを気にするのか」と理解に苦しむかも知れませんが、どうしようもなく気になること自体が病気なので、そんな患者さんの気持ちをわかってあげてほしいものです。
治療法には、主に薬物療法と精神療法があります。
薬物療法としては、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が用いられ、症状が重いケースでは、少量の抗精神病薬が使われることもあります。
「曝露反応妨害法」と呼ばれる、一種の認知行動療法が有効と言われます。患者さんを、あえて強迫症状が出やすいような場面に直面させ、しかも強迫行為を行わないように指示し、不安が自然に消えていくまで、そのままとどまらせる方法です。強迫性障害においては、薬物と同等か、それ以上の効果があると考えられています。
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